2015年9月30日水曜日

座骨神経痛

10日ほど前から急に膝の外側を中心にお尻から足首までの強烈な激痛で立っていられない、歩くなんてとんでもない。身体の向きによっては痛くて寝ていられないのだ。唯一痛くない姿勢は座っている状態、だから仕事だけはできる。


今日MRI検査を受けた。患者さんの苦痛を和らげるためだろうか室内にはクラシックが流れていたのだが、クラシック音楽にMRIのインダストリアルなノイズがかぶさって狂気じみた感覚だ。ガンガン鳴るノイズの向こうから聴こえてくるこれはベートーベンの第九か!いやエルガーの「威風堂々」だ。これは「時計じかけのオレンジ」のサントラに使われていたな。MRIの中は狭く、眼鏡を外しているので目の前のクリーム色の天井はどこにも焦点が合わず距離感がつかめない。暫くすると我慢できないほど膝周りが痛み出し、身体が右に傾いて落ちて行く感覚、苦痛。
映画では主人公が自分が敬愛するベートーベンの第九を大音響で流されながら暴力シーンを見せられて矯正されるという場面があったが、これもなにかの矯正システムか!まさか意図したわけじゃないだろうな。と、思ったら次の曲はボレロか。
診察後ブロック注射を受けるも痛みは一向に収まらない、参ったなぁ。

写真は封切当時の前売り券、今じゃR15指定確実でしょ。これを中学生に魅せちゃいけません。