folksongs&ballads/Tia Blake and her folk-group
1971年にアメリカ人のTia Blakeが19歳の時にフランスに渡り唯一録音されたアルバムだとか。ここで歌われている曲はすべてトラッド・ソングや有名なフォーク・ソングだという事です。かすれ気味のボーカルが魅力的で、アコギ中心で時々スティールギターや笛が入るオーソドックな演奏は実に気持ち良い。しかもかなりの美貌だ、下世話な話、レコードは結構なプレミアで取引されていたんじゃないんだろうか。今回、ボーナス・トラックを追加して初CD化されたのだが、手に入りやすいCDで復刻されるのは有難い。
70年代のこの辺のフォークは幻が多過ぎる。夢中で追いかけていくと、とんでもない森の奥に踏み込みそうで怖い。